合同軍事演習の「コブラ・ゴールド」が9日、タイのナコンナヨックで始まりました。アメリカ、タイ、日本、韓国などの国から2万人近くの将兵が参加しています。

　今回の演習は20日まで、人道支援や災難救援活動などの仮想敵を設けない項目を中心に行われますが、実戦演習も一部含まれるということです。

　「コブラ・ゴールド」はタイとアメリカ主導の合同軍事演習で、毎年1回行われ、東南アジア地区で最も影響力のある軍事演習の1つでもあります。アメリカは従来この演習を高く重視していたものの、今年は規模を縮小し、昨年の4300人から3600人に派遣人数を減少させたということです。（02/10　Lin、小山） 国際・交流へ