4日午前、乗客と乗員あわせて58人を乗せ金門島に向けて台北を出発した台湾の復興(トランスアジア)航空の飛行機が離陸直後に、台北郊外の基隆河に墜落しました。台湾災害対応センターが公表しているデータによりますと、午後4時の時点で、19人が死亡、15人が負傷、24人が行方不明となっています。
台湾の航空事故の原因調査を担当する「飛行安全調査委員会」の調査チームの情報によりますと、午後4時ごろ、墜落した飛行機のフライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)の両方を見つけ、今夜、データの解析作業を行うということです。
乗客のうち31人が中国大陸からの観光客で、ツアーを募った2つの旅行会社のうち、アモイ航空国際旅行社は24時間緊急サポートサービス(0592-7227777)を設置しました。
国務院台湾事務弁公室および海峡両岸関係協会は緊急体制をとり、現地関係部門を通して事故の状況を調べ、犠牲者に対して哀悼の意を表したほか、残された両岸同胞の救助に全力であたるよう指示を出しました。(万、小山)暮らし・経済へ
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