世界経済フォーラム（WEF）のクラウス・シュワブ会長の招きに応じ、中国の李克強首相は現地時間20日午後、専用機でスイスのチューリッヒに到着しました。世界経済フォーラム（WEF）年次総会（ダボス会議）に出席すると同時に、スイスを公式訪問します。

　李首相は「ダボス会議は国際社会の対話と意思疎通に取り組み、世界的な試練に対応するシステムの構築において重要な役割を果たしている。会議の開催期間中に、各国の代表と世界経済や国際情勢、中国の改革開放や経済発展、また各方面が共に関心を寄せる問題について突っ込んだ意見交換をしたい。世界の平和と安定を維持し、急速かつ持続的な発展を促進するために尽力したい」と述べました。

　李首相はまた「中国とスイスが共に歩んだ65年は特別なものだった。訪問を通じて、両国の伝統的な友情を固め、互恵協力を深め、双方の自由貿易協定の成果を拡大したい。また、金融を協力の新たなハイライトとすることで、両国関係の発展を促進し両国人民の福祉を増進したい」と述べました。(hj　林)