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 パン事務総長 気候変動対応での中国の指導力を評価

2014-12-11 14:31:02     cri    

 国連のパン・キムン事務総長は9日ペルーの首都リマで国連気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)に参加した中国代表団の解振華団長(国家発展改革委員会副議長)と会った際、気候変動対応における中国の指導力を高く評価しました。

 パン事務総長は「気候変動対策に関する中米共同声明は『共通だが差異ある責任』との原則に従って環境問題を解決するモデルとなるばかりか、今後の交渉と行動を大きく推進し、歴史的意義がある。中国政府が出資し国連と合同で気候変動対応の『南南協力基金』を設立することは途上国で好評を得ている」とし、2015年12月に気候変動に関する新しい国際枠組みに合意することを目指して引き続き指導力を発揮していくよう要請しました。

 これを受け、解団長は「『共通だが差異ある責任』の原則、公平の原則、及び各自能力の原則に従い、緩和、適応、資金、技術、キャパシティ・ビルディングなどすべての要素は各国が自ら決定する貢献の範囲内に含まれるべきで、各国の排出削減の貢献度を事前に評価することは2015年12月に予定されている合意達成にとって不利となる。ポスト京都議定書の行程表である『パリ・ロードマップ』を履行し、第二約束期間の発効を促進し、2020年までに毎年1000億ドルを動員する行程表を明確にし、2015年の合意は各国の立場を全面的に反映し、多国間交渉によって解決策を見出すべきだ」との立場を明らかにしました。 (ジョウ、kokusei)国際・交流へ

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