国連安保理は26日声明を発表し、リビアのエスカレートした暴力事件を強く非難し、「包容性のある政治的な対話を回復させ、政治と安全の危機を解決するよう」リビア国内の各側に呼びかけました。
声明の中で、「安保理はリビア国内情勢の悪化、及びこの地域の平和と安定にもたらした影響に関心を寄せており、武力で問題解決をしてはならない」と強調しました。
また、安保理制裁委員会は今年8月に採択した決議によって、リビアの平和や安定、安全を脅かし、リビアの政治プロセスの進展を阻止する個人や団体を制裁する用意をしていることを明らかにしました。
なお、リビア国軍は23日、首都のトリポリを解放する軍事行動をとり、ミティジャ空港に対して空襲を行ったため、空港が閉鎖され、すべての航空便がキャンセルされました。
8月、トリポリは民兵武装勢力に制圧され、国は二つの政府、二つの議会が対立する窮境に陥っています。(藍、林)国際・交流へ
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