中国国防省の耿雁生報道官は27日、「中日双方はこのほど、4つの原則的共通認識に達した。私たちはこれを遵守し、実際行動で４つの原則的共通認識を守り、実施し、そして敏感な問題を適切に処理し、両国関係の改善と発展のために努力するよう日本側に促す」と述べました。

　中日防衛部門の海上連絡メカニズムの確立について、耿雁生報道官は「海上連絡メカニズムの確立は両国と両国防衛部門の指導者が達成した共通認識で、判断を間違えて引き起こしうる海と空の意外事件の発生を避け、両国の防衛安全相互信頼を促進することに役立つものだ。これまでに、三回にも亘る専門家グループの交渉を経て、双方は連絡メカニズムの基本的な内容について見解の一致を見、実施開始の条件も揃えていた。しかし、周知のとおり、この作業は停滞状態に陥ってしまった。このほど、中日双方は４つの原則的共通認識に達した。現在両国の防衛部門は海上連絡メカニズムの推進をめぐって協議を行っている」と紹介しました。(hj　KOKUSEI)