北京鉄道局はこのほど、テロ取り締まりの一環として、旅客輸送の安全を確保するため、管轄内の列車に監視カメラを設置しました。監視カメラは北京鉄道局が研究・開発したもので、車両の両端にあるスクリーンの横に設置されています。
これに先立って北京鉄道局は『北京鉄道局旅客列車車両ビデオ記録機管理方法(試行)』を制定しました。それによりますと、一つの車両に監視カメラは2台設置され、30時間から60時間にわたって車内の状況を撮影できます。寝台車両でも車両の両端だけに設置するので、乗客のプライバシーが侵害される心配はないとしています。
鉄道局は映像の使い道として、テロ取り締まりのほか、突発事件の発生や乗客が物をなくしたような場合でも、映像から手がかりを探すことができるとしています。(殷、高橋敬)暮らし・経済へ
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