習主席は文章で、「2008年5月に四川大地震が起きた後、ニュージーランド南部の最大都市クライストチャーチの子供たちが街でバイオリンを演奏して被災地のために募金活動をしてくれた。2011年2月にクライストチャーチが地震に遭ってしまったときは、逆に中国の国際救助隊がすぐに現地に駆けつけ救助活動を行った。広い海に隔たれていても、両国民の心はずっと結びついている」と述べました。
習主席はさらに「相互尊重と平等は両国関係が安定的な発展を保つ基盤である。優位性の相互補完と互恵共栄は両国の実務協力発展の強い動力となる。小異を残して大同を求めていることが、中国とほかの先進国との関係より両国関係が親しいことの大きな原因だ」と指摘しています。
そして、これからの両国関係の発展のために、習主席は「利益融合と人文交流の新局面の構築や多国間交渉のレベルアップ」を提案し、「幸せは自分の手でつかむ」というマオリ族の話を引用し、「ニュージーランドとともに前に進み、互恵協力の良きパートナーとして、両国関係のよりすばらしい未来を開いていきたい」と希望を述べました。(殷、小山)
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