会員登録

 習主席、メキシコ大統領と会談

2014-11-13 20:36:32     cri    
 中国の習近平国家主席は13日、人民大会堂でメキシコのペーニャ大統領と会談を行いました。両国の元首は両国関係の発展に方向を示し、青写真を描き、金融協力をエンジンに、貿易と投資をメインラインに、インフラ、エネルギー、ハイテクなどを重点にするという内容の新しい協力の構図を構築し、両国の全面的戦略的パートナーシップの発展を推し進めていくことを確認しました。

 習主席は、ペーニャ大統領が北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式首脳会議に出席し、中国を公式訪問したことに謝意を述べました。

 ペーニャ大統領は「今回のAPEC非公式首脳会議はその成果にせよ、運営にせよ、いずれも成功しており、見事だった。メキシコは今回の会議を一つのきっかけにし、中国と共にアジア太平洋地域の繁栄と発展を促していきたい」と話しました。

 習主席は「中国もメキシコと同じく、発展途上の大国であり、重要な新興国でもある。両国はいずれも改革と成長の要の段階に入っており、似通った課題とチャレンジがあり、互いにとって発展のチャンスである」と話しました。また、「中国はメキシコと協力を強め、しっかりとして、安定した歩みを保ち、両国関係をより高く、より広く、より深く発展させていきたい。中国はメキシコと密接に連携し、来年、北京で開催予定の中国・ラテンアメリカフォーラムの初の閣僚級会議の開催を成功させ、中国とラテンアメリカとの協力を促していく」と表明しました。

 ペーニャ大統領はこれを受け、「これまで1年余りの間に、私は習主席と4回も面会し、各分野の協力が著しい成果を収められるよう共に押し進めてきた。メキシコと中国の協力には大きなポテンシャルがあり、重要な意義がある。メキシコとしては、中国と緊密で、信頼できる全面的戦略的パートナーシップを築いていきたい。両国関係に関する習主席の重要な主張に完全に賛同しており、メキシコは、国際問題において中国との協力を強め、ラテンアメリカと中国の関係の発展を引き続き積極的に促進していきたい」と話しました。

 また、両国の元首はまもなく開かれる20か国・地域(G20)の指導者によるブリスベン・サミットについて、意見を交わし、コミュニケーションと協調を強め、各方面と共に会議が積極的な成果を収められるよう推し進めていくと表明しました。

 なお、両国の首脳は金融、エネルギー、品質検査、投資、科学技術などの分野における協力文書の調印式にも立ち会いました。(Yan、林)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS