李首相は席上で、「このほど、ミラノで開かれたアジア欧州会議（ASEM）の開催期間中に会談を行い、両国が達した共通認識を着実に実行し、中国とタイの各分野における協力を前向きに推進していくことで一致した」と述べ、「来年の両国国交樹立40周年をきっかけに、双方がお互いの深い友情を実りある成果に変え、両国の人々に確実な利益をもたらし、家族同様の絆を一層深めてほしい」との期待を示しました。

　さらに、「中国とタイが各分野における実務的な協力を強化することは両国の全面的な戦略的パートナーシップを深めることにとって、重要な意義がある。中国側はタイが過去3年間で中国とASEANの関係の協調のために払った努力を評価し、タイとともに中国とASEANのさらなる関係発展を推進していきたい」と強調しました。

　プラユット首相は、「タイと中国は、同じ家族のような関係だ。タイは中国との関係を非常に重視しており、双方の協力協定と共通認識を断固として実行し、鉄道や農業、経済貿易などの分野における協力を推進し、タイと中国およびASEANと中国のさらなる関係発展を促進していく」と述べました。（洋、林）