アジア太平洋経済協力会議(APEC)の高級実務者会合が5日、北京で開催されました。腐敗取り締まりの法執行における協力は参加国・地域や各国メディアから注目される議題となっています。
中国APEC発展理事会の張力軍理事長は記者に対して「腐敗は経済発展を妨害する難題だ。腐敗をなくさなければ市場の開放と公平、公正を実現できない。APECは経済的組織であるが、腐敗の取り締まりはその提案の実行を保障する上で重要な要素だ」と述べました。
ロシアのソローキン特命大使は記者の取材を受けた際「アジア太平洋諸国間の相互連結にはAPEC各メンバーの間で腐敗取り締まりと法の合同執行の協力が必要だ。従って各メンバーがAPEC枠組み内で協力の分野を創出さなければならない。腐敗取り締まり分野での法執行協力のネットワークを確立するのはその重要な一環だ」と述べました。
アメリカも今回の会合で腐敗と賄賂を取り締まる議題を提案しました。(玉華、林)暮らし・経済へ
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