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 イラン核開発問題の新しい協議、オマーンで開催へ

2014-11-03 14:48:05     cri    
 イランと6カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)は今月11日にオマーンの首都マスカットでイランの核開発問題をめぐる新たな協議を開くことになりました。

 イランのアッバス・アラクチ外務次官はこのほど、「9日から10日にかけてイランのザリフ外相とアメリカのケリー国務長官、欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン外務・安全保障政策上級代表が3者会談を行い、その後、協議を開始する。今回の協議の議題はイランのウラン濃縮活動とイランに対する制裁についてだ」と明らかにしました。

 イランと6カ国は昨年11月24日にイラン核問題をめぐる協議で、イランが一部のウラン濃縮活動を制限することで、制裁が一部緩和されるという段階的な合意に達しました。双方は包括的合意を目指し更なる交渉を続けています。この段階的合意は今年1月20日に発効し、7月20日に期限を迎えましたが、双方が予定期限内に包括的合意に達しなかったため、交渉期限は今年11月24日まで延長されました。ある識者は「新しい協議は交渉期限前に双方の見解の食い違いを無くし、包括的合意に達するためのきっかけを作ろうとしている」と分析しています。

(hj 小山)国際・交流へ

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