今年1月、レノボはアメリカのグーグル（Google）社からモトローラ・モビリティ（Motorola Mobility）を29億ドルで買収すると発表。そして同社が今月30日に明らかにしたところによりますと、今回の買収で、レノボはモトローラのブランドと、Moto X、Moto G、Moto E、DROIDシリーズのスマートフォンなどの製品群およびそれらの今後の製品企画内容を取得したということです。

　レノボはモトローラを完全子会社として運営し、その本部を引き続きアメリカのシカゴに置きます。買収後、世界各国から3500人近く（アメリカの約2800人を含む）の従業員を継続して雇用し、モトローラ製品のデザイン、企画、販売、サポートに当たらせます。

　グーグルはモトローラが持っていた主要な特許を引き続き所持し、モトローラに利用するライセンスを与えます。一方、モトローラは残りの2000件を超える特許と、多数の特許クロスライセンス契約を取得することになります。（洋、小山）暮らし・経済へ