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 中国国連代表、中国の4回目のエボラ援助を説明

2014-10-25 16:26:37     cri    

 中国の劉結一国連大使は24日、国連駐在のメディア各社に中国政府による西アフリカ諸国へのエボラ対策用4回目の援助について説明しました。劉国連大使は「今回の援助は、感染エリアの国々の危機対応力を高め、感染をコントロールする上の長期的な公共衛生メカニズムの構築に役立つ」という見方を示しました。

 劉国連大使は、国際協力において、「中国は国連ならびに世界保健機関(WHO)とのコミュニケーションを強め、国連エボラ緊急対応ミッションの定期会議に参加し、高官を派遣する。受援国の意思を存分に尊重する上で、アメリカ、フランス、イギリスなど関連国家と感染状況の分析、人員の研修、検査と治療、情報の共有化などの分野で協力していく」と明らかにしました。

 また「今回の支援はこれまでにない大きな規模のもので、内容も一層豊富になっている。支援の重点も人道主義による緊急援助から、疾病の予防と治療及び公共衛生安全システムの整備に移行している。その狙いは目先の問題対処と根本的な対策を同時に講じることにより、感染エリアの国々の危機対応能力を高め、感染をコントロールする上での長期的な公共衛生メカニズムの構築を助けることにある」と話しています。

 中国の習近平国家主席は24日、北京でタンザニアのジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領と会談した際、中国政府は西アフリカ諸国にエボラ出血熱の対策用に4回目の援助を提供すると表明しました。リベリア、シエラレオネ、ギニアの三カ国と関連の国際機構に総額5億元(約88億円)に上る緊急物資と直物為替による援助を提供するほか、より多くの感染病対策の専門家と医療関係者の派遣や、リベリアでの医療センターの建設も予定されているということです。(Yan、高橋敬)国際・交流へ

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