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 李首相、中欧フォーラムで基調演説

2014-10-12 13:52:40     cri    

 中国国務院の李克強首相は現地時間の11日昼頃、ドイツのハンブルクで中欧フォーラム・ハンブルクサミットに出席し、「互恵・ウィンウィンの新しい手本を打ち立てよう」と題する基調演説を行いました。

 李首相は、「経済を発展させるには、一定の速度を保つより、もっと重要なのは耐久力と持続性だ。今年に入って、国内外の複雑な環境を背景に、中国経済は下振れの圧力があるが、全体として平穏な成長を保っている。都市部の新規雇用者数は前年同期を上回り、発展の質が向上し、生態環境の保護で積極的な成果が得られているなど、経済運営は合理的な範囲内でコントロールされている」と述べました。

 李首相はまた、「中国経済はすでに、30年余りにもわたって持続的な高度成長を遂げたが、依然として十分なパワーを持っている。中国経済は、一部の人が懸念する『ハードランディング』に陥ることはなく、引き続き国際経済に積極的な影響をもたらし、世界経済の回復を促す重要な力となる。これは、中国とヨーロッパの経済貿易の分野における互恵協力と更なる発展につながるだろう」と強調しました。

 さらに、「中国はヨーロッパ側と手を携えて努力し、双方関係の発展の舵取りをしっかりと行い、国際社会で互恵・ウィンウィンの新しい手本を打ち立てたい。中国は欧州連合(EU)が国際事務の中でより大きな役割を果たすことを支持する。同時に、中国が自国の国情にふさわしい発展の道を歩むことへの支持と理解を、引き続きEU側に期待する」と表明しました。

 中欧フォーラムは中国とヨーロッパの経済協力における重要なプラットフォームとして、2004年に設立されたものです。今回の会議には、ルクセンブルクのベッテル首相など、ヨーロッパ各国と中国の経済界の関係者600人余りが出席しました。(洋、高橋敬)

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