韓国の鄭ホン原（チョン・ホンウォン）首相は4日、朝鮮高官代表団と会談しました。朝鮮は同日、朝韓ハイレベル会談の再開に同意しました。

　韓国の鄭首相は4日、仁川アジア大会の閉幕式が終了した後、朝鮮人民軍の黄炳誓（ファン・ビョンソ）総政治局長、国家体育指導委員会の崔竜海（チェ・リョンヘ）委員長、朝鮮労働党中央の金養建（キム・ヤンゴン）書記らの朝鮮高官代表団一行と会談しました。韓国聯合ニュースによりますと、韓国の金寛鎮（キム・グァンジン）大統領府国家安保室長、柳吉在（リュ・ギルジェ）統一相らも会談に参加したということです。会談は約7分間行われましたが、具体的な内容は明らかにされていません。

　それに先立ち、同日の仁川アジア大会の閉幕式に参加した朝鮮高官代表団と韓国の高官は「昼食会談」を行いました。朝鮮は今年10月末から11月初めの間に第2回朝韓ハイレベル会談を開催することに同意し、具体的内容については更に協議をすると表明しました。

　これに対して、国連のパン・ギムン事務総長は4日、報道官を通じて声明を発表し、朝鮮と韓国のハイレベル会談開催に歓迎の意を表しました。（玉華、小山）国際・交流へ