2014年9月30日は法定後に迎える中国の初めての「烈士記念日」になります。習近平国家主席、李克強首相、張徳江副首相、兪正声全国政治協商会議主席、劉雲山常務委員、王岐山常務委員、張高麗副首相などの中国共産党と国の指導者が各界の代表とともに天安門広場にある人民英雄記念碑に花かごを献上し、民族の独立や国民の解放、国家の豊かさ、国民の幸せのために命を捧げた英雄たちに深い哀悼の意を表しました。

　午前10時に軍楽団が『義勇軍進行曲』を演奏し、花かご献上式が始まりました。習主席をはじめとする指導者たちは各界の代表とともに中華人民共和国国歌を斉唱しました。続いて黙祷し、中国共産党と各民族の人々が中国の特色を持った社会主義の偉業を継承し促していくという強い意欲を示しました。

　2014年8月に開かれた第12期全国人民代表大会常務委員会第10回会議で烈士記念日の設立に関する議案が採択され、毎年9月30日が烈士記念日と法定されました。

　『烈士公祭弁法（烈士記念規則）』では烈士を記念する行事を9つに定めており、中国中央テレビ局が生中継を行います。烈士記念日は今年中国が法律で定めた3つ目の国家記念日です。（殷、小山）暮らし・経済へ