中国の汪洋副首相は26日、北京で食品と薬品の監督管理活動を視察し、「着実に党中央と国務院の決定や指示を実施し、地方の食品と薬品の監督管理メカニズムの改革を迅速に行い、監督管理を強化して、国民の食の安全を確保していく」と指示しました。

　汪副首相は北京市食品監督コントロールとリスク評価センターなどを視察し、座談会を開いて関係者から意見を聴取しました。その上で、「食品と薬品の安全確保は長期にわたる厳しい任務で、各地で監督管理責任を着実に履行し、厳格な監督管理メカニズムの下で公平な競争のできる市場環境を作らなくてはならない。違法犯罪者を取締り、厳罰に処し、厳しい問責制度で職務怠慢や汚職に対して責任を追究していく」と強調しました。（09/27　Lin,Keiko）暮らし・経済へ