中国の王毅外相は現地時間の26日、ニューヨークで開かれた国連平和維持活動をめぐるハイレベル会議で発言し、「国連の平和維持活動が直面している情勢や任務に深刻な変化がおきている。時代と共に進み、絶えず発展と革新を求めるべきだ」と指摘しました。

　王外相はその際、「平和維持活動は話し合って方針を決めるという国連のパン・ギムン事務総長の提案を支持し、これは今回の国連総会の活動重点に盛り込まれる」と述べたうえで、4つの提案をしました。第一に、平和維持活動の授権を見直すこと。第二に、平和維持活動の効率を高めること。第三に、平和維持活動の能力向上に取り組むこと。第四に、地域組織との協力を緊密にすることです。（09/27　Lin,　Keiko）