中国の王毅外相は9日北京で、アメリカの国家安全保障問題担当のライス大統領補佐官と会談し、中米関係や両国の重要な訪問などについて十分な意見交換を行いました。
王外相は、「中米両国は共に国連安保理の常任理事国として、日常的に戦略的交流を行い、世界の平和と安定を維持する必要がある」と述べたうえで、中国は今年11月に開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に出席するため、アメリカのオバマ大統領が中国を訪れることを非常に重視しており、関連作業に取り組んでいくとの考えを示しました。さらに、双方は両国首脳の合意した共通認識を踏まえ、双方や国際事務と地域問題における意志疎通を強め、中米間の新しいタイプの大国関係構築を推し進めていくよう期待を寄せました。
これに対し、ライス補佐官は、「アメリカは断固として中国とともに実り豊かな互恵共栄関係構築に取り組んでいきたい」と話しました。(09/09 Lin, 小山)
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