国連は25日、武器貿易条約（ATT）は、発効に必要な50カ国が批准したとし、90日後の12月24日に正式発効すると発表しました。

　ニューヨークの国連本部で行われた「武器貿易条約」に関するハイレベル活動で、アルゼンチン、バハマ、チェコ、ポルトガル、セントルシア、セネガル、ウルグアイが批准文書を国連に提出しました。25日の夜に提出を予定するボスニア•ヘルツェゴビナを含め、これまでに合わせて53カ国が批准したことになります。

　ケーン国連軍縮担当上級代表がこの日活動に参加し、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長の挨拶を読み上げ、「『武器貿易条約』は発効条件を満たしたので、12月24日に正式に発効する」としました。（藍、keiko）国際・交流へ