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 九・一八事変は永遠に忘れることはできない

2014-09-17 14:02:24     cri    
 9月18日は中国国民にとって痛切な悲しみを感じる日です。1931年9月18日の夜、中国の東北地区に駐屯していた日本の関東軍が事前に細かく計画した謀略を企て、自ら南満鉄道の線路を爆破し、それを中国軍の仕業として、中国東北軍の北大営を爆撃、九・一八事変(柳条湖事変)を引き起こしました。その後、日本は中国の東北で偽満政権を発足させ、中国東北地区住民に対する14年間に渡る植民地統治を開始しました。それによって、中国東北部の住民3000万人あまりが国を失った苦痛を味わいました。

 毎年、瀋陽市内では長い汽笛を鳴り響かせ、この日を記念しています。これは、68年前に勝利した当時の喜びを再び感じるためだけではありません。九・一八事変から抗日戦争の勝利まで、14年間、言葉で表せないような艱難辛苦の戦闘のため、中華民族は空前の代償を払い、3500万人の命で国の尊厳を守り、民族復興の道を築きました。抗日戦争は、悲惨で悲壮な戦争です。子供からお年寄りまで中国全域で、全民族による侵略への反撃戦争を行いました。数え切れない英雄たちが、肉体で残虐な敵に抵抗していました。中華民族が最も危急とした、この時、民族の精神の最も深い部分にある力が爆発しました。この力はまさに正義と幸せへの追求です。

 今日、この戦争の歴史を記念する目的は民族の独立のため、犠牲となった人々を忘れず、銘記することです。この人々は家を離れ、国家のために戦い、命を犠牲して民族の独立を実現させました。この歴史を記念し、英雄たちが背負った国家安全を守るという責任と勇気を受け継いでていかなければなりません。(殷、山下) 暮らし・経済へ

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