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 習主席のインド訪問、両国関係の新たな発展に

2014-09-16 12:28:06     cri    

 中国の習近平国家主席は17日から19日にかけて、インドを公式訪問します。これに先立ち、インド駐在の楽玉成中国大使は記者団に、「習主席のインド訪問は、両国の戦略的協力パートナーシップの強化に新たなチャンスをもたらすだろう」と期待を寄せました。

 中国の国家元首の8年ぶりのインド訪問で、習主席はインドの新政府が発足してから初めてインドを訪れる大国の指導者となります。これについて楽大使は、習主席の訪問は両国の戦略的協力パートナーシップの新しい未来を切り開き、新たな段階へと引き上げる重要な意義があるだけでなく、アジア及び世界の平和・安定・繁栄を促すことに重要な役割を果たすとしています。

 楽大使によると、今回の訪問の重点の一つは両国の経済貿易協力にあり、訪問中、貿易、投資、金融、インフラ建設などの分野で20以上の協定を結ぶことになり、両国の経済協力規模の拡大につながるということです。

 もう一つの重点は人文交流で、習主席は三蔵法師(玄奘三蔵)がかつてインド訪問の際に訪れたグジャラート州から訪問を始め、中国とインドの友好関係者に「平和共存五原則友誼賞」を授与する予定です。

 両国の国境問題について楽大使は「長い間、双方は複雑で敏感な国境問題の解決に弛まぬ努力を払ってきた。2003年から両国は国境問題をめぐる特別代表会合メカニズムを確立して以来、17回の会合を開き、3段階のロードマップを策定した」と述べました。そのうえで、「双方が十分な誠意と決意を持っていれば、必ず互いに受け入れられる解決案を見出すだろう」との考えを示しました。(09/16 Lin 山下)

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