第18回中国国際投資貿易商談会が8日午前、アモイで開かれました。100の国と地区から1万人近くのビジネスマンが参加し、中国の「開放型経済の新体制」構築に注目しています。

　中国共産党の第18回三中全会以来、中国は改革の全面的深化という歴史的新段階に突入しました。転換期にある中国が外資を利用して引き続きいかに世界経済を牽引していくかは、世界が注目する焦点となっています。

　今回の商談会では「外資導入」と「海外進出」などホットな議題をめぐって、「2014国際投資フォーラム」、「世界商会リーダー円卓会議」など30余りのフォーラムやシンポジウムが催され、「2014世界投資報告」や「世界貿易と発展報告」、「中国外資投資指数の編制方法」など一連の投資貿易文書が発表される予定です。

　中国の高虎城商務相は商談会の開館式で挨拶し、「当面の国際経済情勢には深刻な変化が訪れているものの、中国政府は引き続き互恵共栄と積極的な対外開放戦略を断固として堅持し、開放型経済の新体制を急いで構築する一方で、各国政府や国際機関とともに世界経済の健全な再生と持続的な発展を促していく」と期待を寄せました。（09/09　Lin、小山） 暮らし・経済へ