中国の高解像度地球観測衛星「高分2号」が19日午前11時15分に、山西省にある太原衛星発射センターで長征4号乙ロケットに搭載され打ち上げられ、予定の軌道に乗りました。この衛星は現在中国で解像度が最も高い地球観測衛星であり、パンクロマチックの分解能が初めて1mに達したということです。

　中国国家国防科学技術工業局の張建華副局長は「国際的にも最高水準の解像度を持つ『高分2号』の打ち上げ成功は、中国の高解像度地球観測システムが収めた段階的な成果で、一里塚としての意義がある」と述べました。（玉華、小山）暮らし・経済へ