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 朝鮮が反発する中、韓米合同軍事演習始まる

2014-08-18 15:49:30     cri    
 韓国とアメリカの合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」が18日、始まりました。朝鮮側は「演習は朝鮮半島を戦争の局面におく」と反発を強めています。一方、韓国とアメリカは、朝鮮がこのほど実施した短距離ロケットの発射は、韓国への「武力示威」だとして、冷静に情勢を見極めています。

 今回の演習について、韓国側は「防衛的な演習で、韓国とアメリカ両国が、共同して敵の攻撃に対応する能力を確認することにある」と説明しています。しかし、朝鮮半島の情勢の変化に備えたものであるため、防衛の相手には朝鮮が含まれているということです。

 一方で、朝鮮側は「演習の目的は、朝鮮の核兵器と大量破壊兵器から韓国を防衛することにある」とみています。朝鮮側の反応は激しくなっています。韓国聯合ニュースの報道によりますと、朝鮮が14日に東海に向けてロケット弾とみられる5発を発射したことが分かりました。朝鮮中央通信も翌15日、この情報を認めました。

 米AP通信は「朝鮮はホワイトハウスと青瓦台(チョンワデ)を襲撃し、核実験を行う可能性もあり、軍事演習の前にロケット弾を発射することを発表した」と報道しました。このため、軍事演習は朝鮮半島情勢をさらに不安定にする可能性があるとみられています。(殷、山下)国際・交流へ

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