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 韓米日、海上合同捜索演習を実施

2014-07-22 11:43:05     cri    

 韓国、アメリカ、日本3ヵ国の海軍は21日、済州島(チェジュド)の南の海域で海上での合同捜索救助演習を行いました。アメリカ海軍第7艦隊所属の原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加しています。「演習は人道主義的な性質だ」と韓国軍当局は強調していますが、韓国各地では日本との合同演習に反対するデモが相次いでいます。

 今回の演習には、アメリカから原子力空母「ジョージ・ワシントン」を含む3隻、韓国から2隻、日本から1隻の艦艇が参加しています。韓国軍当局は「演習は合同捜索救助を目的とする人道主義的な訓練で、非軍事演習だ」と強調し、年に1回か2回実施されることを明らかにしました。

 一方、ソウルと釜山(プサン)では21日、演習の中止を求め、抗議する市民団体のデモが起きました。さらに、日本の集団的自衛権の行使が容認された背景のもとで、安倍政権が捜索救助訓練を口実に、自衛権の行使のための経験と実力を積み重ねるのを防止しなければならないとして、日本との合同演習の中止を求める声が高まっています。釜山(プサン)の日本領事館前では、2日間にわたり市民団体のデモが続けられています。

 今回の合同演習に対し、朝鮮側が連日批判を強めています。朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は21日、「これは朝鮮を標的とする戦争演習で、受け入れられない厳重な挑発だ」と非難し、アメリカの原子力空母のほか、日本の自衛隊も演習に参加したことも訴えています。(07/21 Lin,山下)国際・交流へ

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