中国国家統計局が27日に発表した工業企業の財務データによりますと、今年上半期、全国で規模以上工業企業(本業の年間売り上げが2000万元を超える企業)の利益総額は2兆8649億8千万元に上り、前年同期に比べ11.4％伸びました。また、成長スピードは1-5月までのデータを1.6ポイント上回り、工業利益は全体的に安定した成長状態にあるということです。

　データによりますと、6月の規模以上工業企業の利益総額は5880億8千万元で、前年同期に比べ17.9％伸び、成長スピードは5月を9ポイント上回ったということです。

　これについて国家統計局工業局の何平アナリストは、売り上げ額の成長拡大や、コストの低下、一部業種の成長による牽引効果、そして企業の会計要素などが6月分の利益を伸ばした主な理由だとみています。（07/27　Lin,高橋） 暮らし・経済へ