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 習主席、BRICS・南米諸国首脳会談に出席

2014-07-17 15:38:49     cri    

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)と南米諸国の首脳会談が16日、ブラジルの首都ブラジリアで開催されました。

 会談に参加した各国の首脳は包容力のある成長を持続していくための解決案というテーマをめぐって話し合い、BRICS諸国と南米諸国の協力について討議しました。

 中国の習近平国家主席は発言で「BRICS諸国と南米諸国はいずれも新興市場国と発展途上国であり、国際社会の中で成長している。我々は国際秩序がより公正、合理的な方向に発展するよう共に努力し、各国国民が自ら社会制度と発展の道を選択する権利を擁護し、経済のグローバルガバナンスを強化していく。また国際社会が発展問題をさらに重視し、南米諸国の貧困撲滅と持続可能な発展を援助するよう進めていく。BRICSと南米の2大市場の結びつきを強化し、南米諸国のインフラ整備や資源開発、産業発展、プロジェクトへの融資などに参与するとともに、人的交流を強め、各国の国民間の友情を深めていく」と述べました。

 習主席はまた「今年中国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議を主催する。現在、南米諸国を含む各加盟国とともに、アジア太平洋地域経済一体化の枠組みと相互連携・相互接続のネット構築や、未来に向けたアジア太平洋パートナー関係を発展させている。南米諸国がアジア太平洋地域の協力に参与するよう期待する」と述べました。

 会談に参加した各国首脳は「BRICS諸国と南米諸国が対話し、発展の経験を分かち合い、共に協力計画を作ることは重要な意義がある。双方協力の潜在力は大きい。実務的協力を着実に推進し、地域経済の一体化を促進すべきだ。南米諸国はBRICS開発銀行の創設を歓迎する。関連の国に融資を提供し、金融リスクを回避する能力が向上するよう期待する。双方の協力が各自の発展にプラスとなるだけでなく、国際関係の民主化と世界の平和、安定、繁栄にもプラスになると信じている」との見解を示しました。(玉華、高橋)

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