中国の習近平国家主席は4日ソウルで、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と再度会見を行いました。
習主席は「昨日の会談では、朴大統領と共に関心を寄せている問題について踏み込んだ検討を行い、中韓戦略的協力パートナー関係の充実と深化について幅広い共通認識に達した。長期的な協力構想が多く提出され、今後一定期間の両国関係の発展方向が明らかになった。中韓関係を更に高いレベルに引き上げることは双方にとって重要な戦略的意義がある。両国の関連部門は、合意した各共通認識と協議を速やかに実行に移し、現実の成果となさねばならない」と語りました。
習主席は「中韓両国は両国関係を高いレベルでみている。両国は互いに交流と勉強を強化すべきだ。中韓友好は既に両国人民の心に刻まれており、両国国民は互いに好感をいだき、中韓関係の発展に熱意と期待を持っている。このことは私に両国関係の発展に更なる自信をつけてくれる。両国は永遠に平和な隣国となり、共同発展、共同繁栄のよきパートナーとなってほしい」とも強調しました。
一方、朴大統領は「習主席の韓国訪問は既に大成功だ。韓国と中国の文化は近く、両国国民間には共感できるところが多いことから、両国関係の持続的発展に強固な基礎ができあがった。両国関係は各分野で絶えずに深化し発展すると信じている。来年は世界反ファシズム戦争勝利70周年と朝鮮半島光復70周年にあたり、韓国、中国及びアジア各国にとって有意義な一年だ。似たような歴史を持っている韓国と中国は、関連の問題について共同研究を行えるだろう」と述べました。(白昊、小山)
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