中国の習近平国家主席は28日、中国・ベネズエラ国交樹立40周年を祝うため、ベネズエラのマドゥロ大統領と互いに祝電を送りあいました。

　習主席は祝電の中で、「中国とベネズエラの国交樹立から40年の間、特に両国が共同発展の戦略的パートナーシップ関係を樹立してからは、両国政府と人民の共同努力により、両国関係は絶えず発展している。現在の中国・ベネズエラ関係は今なお高速で発展を続けており、双方の各分野での実務的協力も積極的な進展を遂げていることを、私は嬉しく思う。中国・ベネズエラ関係は今、先人の意思を引き継ぎ将来の道を切り開く重要な段階にあり、両国関係を更に向上させ、双方の実務的協力を全面的に強化することは共同の願いだ。中国はベネズエラと共に努力し、両国国交樹立40周年をきっかけに、新たな情勢の下で両国関係が更に大きな成果を得られるよう推進していきたい」と述べました。

　一方、マドゥロ大統領は、「1974年に国交を樹立して以来、特に1999年にベネズエラ・ボリバル革命政府が成立してから、両国は兄弟のような友情を育み、各分野での協力は実り多いものであった。チャベス元大統領は両国関係の発展に心血を注ぎ尽くした。現在、両国関係は引き続き安定的に発展を続けている。ベネズエラ・中国の友好は両国人民の根本的利益に合致する。特に祝いたいのは両国共同発展のための戦略的パートナーシップ関係が樹立してから13周年を迎えたことだ。これには両国の相互尊重、平等協力が描写されている。ベネズエラは中国と共に、両国の各分野での協力を絶えず強化し拡大させるよう努力したい」と記しました。（白昊、小山）