中国外務省の華春瑩報道官は17日、中国とパキスタン両国及び地域の安全と安定の維持に積極的に貢献するため、反テロにおいてパキスタンとの交流と協力を強めていく意向を示しました。

　パキスタンはこのほど、反テロ軍事行動として、東トルキスタンイスラム運動のメンバーら数十人のテロリストを射殺しました。これに対し、華報道官は「パキスタンは国際テロリズムの被害国でありながら、反テロのために大きな犠牲を払い、積極的な貢献をした。中国はパキスタンの全天候戦略的協力パートナーとして、善隣として、パキスタン政府による国情に基づいた反テロ安全戦略の実施を支持している」と述べました。

　また、華報道官は「東トルキスタンイスラム運動は、国連安保理が認定した国際テロ組織で、国際社会の公害である。東トルキスタンイスラム運動を取り締まるのは、国際反テロ活動の重要な部分である」と指摘しました。（Katsu、山下）国際・交流へ