パキスタン政府筋によりますと24日の午後、パキスタン南西部でマグニチュード7.7の強い地震が発生し、少なくとも93人が死亡し、200人が負傷しました。またこの地震によって新たな島が形成されたことがわかりました。

　地震は現地時間16時29分頃発生し、震源地は南西部バルチスタン州の州都クエッタから南西へ約600キロのアワラン地区とされ震源の深さは約20キロです。

　パキスタン政府関係者によりますと、政府はすでに多数の医療チームや200人の兵士を派遣していますが、倒壊した家屋が多く死亡者数はさらに増える可能性があるということです。

　このほか、強い地震の影響で海底が隆起し、南西部のグワダル港から600メートル離れたアラビア海沖に小さな島が形成されました。

(hj、吉野)　国際・交流へ