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 中国、フィリピンの国際仲裁要請に再び反対

2014-06-05 12:14:04     cri    

 中国外務省の洪磊報道官は4日「中国はフィリピンが提出した南海紛争国際仲裁要請を受け入れず、参与しない立場は変わらない」としました。

 これは洪磊報道官が外務省の定例記者会見で記者の質問に答えた際明らかにしたものです。記者は「このほど中国・フィリピン仲裁裁判所が、フィリピンによる南海紛争案に中国が返答する期限を提示した。中国側は陳述書を提出するかどうか」と質問しました。

 洪磊報道官は「中国はフィリピンが提出した南海紛争国際仲裁要請を受け入れず、参与しない立場は変わらない」と明らかにしました。

 2013年1月22日、フィリピンは中国に対して、両国の南海紛争をめぐり、『国連海洋法条約』に基づき提訴しました。これについて、中国は「両国の対立の中心となっているのは、南沙諸島の一部の島の領土主権問題と管轄海域の主張が重複していることである。領土主権問題は同条約の規定事項ではなく、同条約が解釈、適用される係争ではないため、同条約の紛争解決の強制手続きは適用されない」と指摘し続けてきました。(Yin、高橋)

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