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 <CICAサミット>習主席、カザフスタン大統領と会談

2014-05-20 11:05:58     cri    

 中国の習近平国家主席は19日、上海で、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談を行いました。両元首は両国関係や共に関心を寄せる国際問題と地域問題について踏み込んだ意見を交わし、両国の発展戦略を全面的に協調させ、戦略協力レベルを高め、アジアの信頼向上を推進し、地域の安全と安定を維持していくことを決めました。

 習主席は、「現在、中国とカザフスタンの関係は順調に発展している。政治的相互信頼と各分野での協力はいずれも高いレベルに達している。去年、我々が合意した共通認識は効果的に実行されている。今年は、中国が改革を全面的に更に深める初めの年であり、カザフスタンが『2050年戦略』を進める初めの年でもあり、両国の協力は互恵互助の関係にある。双方は経済貿易協力の長期的な発展計画を的確に実行し、二国間の貿易と投資の規模を拡大すべきだ。中国は、カザフスタンが上海自由貿易試験区の建設に参与することを歓迎し、双方がエネルギー資源分野での協力を深め、農業、通信、新興産業、ハイテクなどの分野での協力を強化するよう期待する。また、双方は両国の隣接地域の協力計画要綱を共に制定することを契機に、地方間の協力を推進し、人的交流を緊密化していく。中国はカザフスタンと、テロリスト・分離分裂主義者・宗教過激派勢力の『三つの勢力』の取締り、麻薬撲滅、ネット情報の安全などの分野での協力を強化したい」と述べました。

 ナザルバエフ大統領は、「カザフスタンと中国は多くの重要な問題で立場が一致している。我々はいずれも、各国には自国の国情によって発展の道を選ぶ権利があることを主張している。カザフスタンは、中国との全面的な戦略的パートナー関係の発展に尽力し、両国の実務的な協力に大きな期待をかけている。我々は中国にエネルギー面での支援をしたい。同時に資源以外の分野で中国の投資拡大を歓迎する。我々は、シルクロード経済ベルトの建設に対し積極的にサポートと参画をし、経済貿易や、交通、国境付近の簡易的施設の建設、金融などの分野で協力する。また、中国と反テロ協力を強化し、上海協力機構の発展を共に推進し、様々な脅威と挑発に対応したい」と述べました。

 両元首は共に「中華人民共和国とカザフスタン共和国の共同宣言」に調印しました。(玉華、小山)

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