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 中国人民解放軍の房参謀総長が米空母などを視察

2014-05-16 13:20:22     cri    

 訪米中の中国人民解放軍の房峰輝参謀総長は13と14の両日、サンディエゴ基地内で、空母「ロナルド・ レーガン」、沿海域戦闘艦「コロナド」を見学しました。また、海兵隊新兵の訓練キャンプや米国防大学なども視察しました。ノースカロライナ州のフォートブラッグ陸軍基地の訪問も予定しています。

 房参謀総長は、マーチン・デンプシー米軍統合参謀本部議長の招きに応じ、公式訪問しています。米側のトップと数回にわたり会談するほか、米軍の施設や基地を視察します。専門家は、中国とアメリカが、相手国に対して多くの軍事施設を開放し、互いの往来も増え、両国の軍事交流は積極的に発展する段階に入ったとみています。米軍筋は「今回の目的は、両軍が明確な交流のルートを設立し、透明度と相互信頼を高め、リスクを減らすことにある」としています。

 カーネギー国際平和基金のダグラス・パール副会長は「わずか数年間で、交流に積極的な態度を示すようになったのは、双方が信頼を高め、両軍の相互理解を推進したいという強い願望があることを表している」とみています。

 一方、北京大学の朱峰教授は、南海問題における中米の立場に触れ、「交流により、両軍は一層オープンになったものの、潜在する衝突スポットも絶えず高まっている。それをうまくコントロールしなければ、大きなリスクがもたらされかねない」と指摘しています。朱教授は、中米間で将官や兵士間の直接接触と交流を行い、海の安全など重要な課題をめぐり、多様なルートから対話を開くよう提案しています。(Yan、山下)  国際・交流へ

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