米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官は6日、中国の空母建造に理解を示し、「中米両軍の率直かつ開放的な対話を行う能力が絶えず向上しており、このような良好な趨勢が続くよう望む」と述べました。

　これは、ロックリア司令官が6日、米国防総省で開かれた記者会見で述べたものです。中国の空母建造について、ロックリア司令官は「私が中国ならば、中国の経済的な地位や世界における中国の安全保障と利益などを考慮して、空母を一隻、あるいは何隻をも作ることを考えるだろう」と語りました。

　今の米中両軍の関係について、ロックリア司令官は「定期的な交渉と会合を通じて、双方は、しっかりした協力が最も実現しやすい分野でのスケジュールを作っており、現在順調に行なわれている」と述べました。（任春生）　国際・交流へ