中国外務省の秦剛報道官は3日、ウクライナ国内での武力衝突拡大について、関係各者が冷静さと自制を保つよう呼びかけました。
報道によりますと、2日ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで、対テロ作戦任務中のウクライナ政府のヘリコプター2機が親ロシア派に撃墜され、パイロットら乗組員2名が死亡しました。同日、黒海沿岸の都市オデッサでも親ロシア派とウクライナ政府支持のデモ隊が衝突し、多くの死傷者が出ました。
この報道について秦剛報道官は、「関係各者がウクライナの緊張緩和を目指すロシア・アメリカ・EU・ウクライナ4者のジュネーブ合意を履行し、いち早く政治対話と和解のプロセスを開始し、国内情勢の緩和に向けて進んでほしい」と呼びかけました。(万、大野)国際・交流へ
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