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 中国、関係国を平和安定に寄与するよう促す

2014-04-28 20:54:23     cri    
 中国外務省の秦剛報道官は28日北京で、「平和発展と互恵協力が、アジア太平洋地域の時代の潮流であり、同地域各国国民の願いでもある。関係国は、この地域の平和、安定と繁栄に着実かつ積極的な努力をするよう希望している」と述べました。

 これは28日の外務省の定例記者会見で、オバマ米大統領のアジア歴訪について述べたものです。

 秦報道官は「最近、一部のメディアがオバマ大統領が、今回のアジア歴訪に中国を組み入れなかったのは、中国をけん制するためだと分析していることに気づいた。本当に中国をけん制するためなのかどうか、米国の言動で分析すべきだ。また、中国を訪問するかしないかについては、こんな一言で表したい。あなたが来る来ないにかかわらず、私はいつもここにいる」と述べました。

 この他、米国とフィリピンが28日、米軍のフィリピン展開強化を柱とする新軍事協定に署名したことについて、秦報道官は、「オバマ大統領及び米国の他の政府高官は異なる場で、中国を抑制するつもりがないと表明している。中米両国はアジア太平洋地域及び地域問題などで幅広い共通利益があると思う。両国は互いに尊重し合い、協力を強化し、この地域のほかの国々と共に、地域の平和・安定・発展・繁栄を促していくべきだ。これこそ根本の道だ」と述べました。(ZHL、高橋)

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