「アジアの美を発見」写真展が8日の午前、海南島・ボアオで開幕しました。これは、ボアオ・アジア・フォーラムの一環として、中国国際放送局（CRI）と海南省及び海南ラジオ・テレビ総局が共同で開催したものです。

　写真展に展示された100点あまりの作品には、海上シルクロード沿線諸国の人々の暮らしや景色を映したものだけでなく、「シルクロード経済圏」や「儒家文化圏」などの貴重な写真もあります。

　開幕式では、中国国際放送局の王庚年局長や、周文重ボアオ・アジア・フォーラム事務局長らが挨拶しました。

王庚年局長

　王庚年局長は挨拶で、「去年１１月にボアオで中国国際放送局は、海南省委員会宣伝部及び海南ラジオテレビ総局と共同で、海上シルクロードをテーマとしたメディアイベントを企画し、『アジアの美を発見』映像写真展は、その重要な一環である。ボアオ・アジア・フォーラム事務局の支持のもと、100点あまりのすばらしい作品が展示され、フォーラムに出席した各国の来賓にアジアの風情と文化を伝えることができた」と述べました。

周文重事務局長

　また周文重事務局長は、「昔、シルクロードは東西を結び、経済・政治・文化交流を行う架け橋だった。シルクロードを絆とし、写真を通じて、それぞれの国の国民の自国への熱い愛情や美しい生活に対する憧れを、文字と言葉を超えた形によって呈示し、互いの理解と友情を促す積極的な試みである。こうした相互理解と交流を通じてこそ、最終的にはアジア経済一体化という麗しい未来を築くことができる」と述べ、「アジアの美を発見」写真展を代表とする「新しい海上シルクロード」メディアイベントの成功に期待を示しました。（ZHL）暮らし・経済へ

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