中国の李克強副首相は31日、海南省のボアオで、ボアオ・アジアフォーラム理事会と諮問委員会のメンバーと会談し、座談会を開きました。

　李副首相は、2012年ボアオ・アジアフォーラム年次総会に出席し、関係者との対面に喜びを感じたと述べ、出席者に歓迎の意を表しました。また、「私にとって、フォーラムの出席は初めてだが、その成長にずっと関心を寄せてきている。福田康夫理事長と曽培炎副理事長のリーダーシップの下、各理事および諮問委員の皆さんの努力と提言により、フォーラムが順調に進み、世界における知名度と影響力がどんどん大きくなってきていることを喜んでいる」と語りました。

　このほか、「変革中のアジアをめぐり、アジアの健全かつ持続可能な発展の道を探し、幅広く叡智を集め、共通認識を集めていくことを趣旨とする今回の年次総会は、アジア諸国の共同発展、アジアと世界のその他の地区との提携促進にきっと役に立つことだろう」と話しました。

　李副首相はまた、フォーラムでの議論を通して、ボアオからの発信あるいはボアオ・プランの打ち出しに期待を示しました。（Yan、志摩）

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