この事件は地元の海に囲まれた島嶼ホテルで起きたもので、中国人観光客のほかにフィリピン人の従業員１人も拉致されました。

　クチン駐在中国総領事館の劉全総領事は3日、拉致事件についてサバ州の観光担当部長とサバ州警察部門の責任者と緊急会見しました。

　このマレーシア当局の責任者2人は「この事件について、中国側と密接な連絡を保ち、できるだけはやく事件の全容を把握し、そして中国側に事件調査の進捗状況を通報する」と表明しました。

　劉全総領事は「総領事館は24時間体制で対応している。総領事館の館員はすでに事件発生の現場に到着し確認を急いでいる」と説明しました。（Yin、kokusei）暮らし・経済へ