南インド洋海域でマレーシア不明機を捜索していた中国のIL-76輸送機は24日に白い浮遊物を発見し、すでにオーストラリア指揮センターと中国南極観測船「雪龍」に知らせたということです。
航空機の乗組員が発見した白い浮遊物は東経95.1113度、南緯42.5453度に位置しており、1万メートルの上空から目視で確認したところ、浮遊物の中には比較的大きいものが2つあり、このほか小さい白い破片が周囲の数キロの海面に散乱しているということです。乗組員は関連情報をオーストラリア救援指揮センターに通報したほか、この地域へ赴いている南極観測船「雪龍」にも報告しました。
現在、中国のIL-76輸送機2機は燃料不足のため、帰航しましたが、乗組員がオーストラリア側に通報し、ほかの航空機を手配し当海域で捜索活動を継続しています。 (hj 吉野) 国際・交流へ
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