プーチン大統領は「ウクライナとクリミアで暴力が更に広がれば、ロシアは現地のロシア住民の利益を守るための権利がある」と述べました。
一方、オバマ米大統領は、ロシア軍派遣の決定を非難し、ロシアが主宰するG8サミットへの欠席を検討すると発表しました。
米ホワイトハウスによりますと、同日、オバマ大統領とプーチン大統領との電話会談は1時間半ほどにわたりました。オバマ大統領は「ロシアがウクライナに軍を派遣することは、明らかに国際法に違反し、ウクライナの主権と領土の保全を壊すことだ。米国は深く懸念している」と述べました。また、オバマ大統領は、国際社会の調停の下で、ロシアが直ちにウクライナ政府と対話すべきだ、と促しました。
フランス大統領府によりますと、オランド大統領は同日の電話会談で、武力ではなく、国際社会と一緒に危機解決の方法を探ることを、プーチン大統領に呼びかけました。(任春生、山下)国際・交流へ
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