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ドイツで3日間の日程で行われていた第50回ミュンヘン安全保障会議が2日、閉幕しました。会議では、中国全国人民代表大会外事委員会の傅瑩主任委員と日本の岸田文雄外相は歴史問題などをめぐって激しい議論を行い、注目を集めました。
傅瑩主任委員はその際、「日本の指導者が第2次世界大戦で起こしたことに誠実に向き合わない限り、日本がアジアの建設的なメンバーになるのは難しい」と指摘しました。さらに、日本を名指ししませんでしたが、「領土や領海の争いなど歴史的に残されてきた問題について、この2、3年、一部の隣国から挑発を受けている」とし、「対話による解決という正しい道に戻すために、力強い反応が必要だ」と述べました。
これに対して、日本の岸田外相は「日本は歴史を直視し、先の大戦や植民地支配においてしっかりと反省したことを表明している。だからこそ戦後、平和国家として歩んできた」と反論しました。(鵬、高橋)国際・交流へ
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