国連環境計画が発表した最新の報告書によりますと、現在のような持続性のない土地利用を続けると、2050年までにブラジルの面積に相当する8億4900万ヘクタールの土地が劣化する危険があるということです。
報告書は、「人口の増加に対応するため、地球上の多くの土地が耕作地へと転用された。1961年から2007年までに耕作地は11%増加した。それに対して、草原や草地、森林は減っている。これにより、環境の劣化と生物多様性の大量喪失が進み、地球上の土地の総面積の23%を占める土地が影響を受けた」としています。
報告書は着実な措置を講じて、土地の利用などに制限をかけ、より持続的な形で土地を利用するよう各国に提案しました。(ZHL、高橋) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |