習近平国家主席は6日、人民大会堂で月探査機「嫦娥3号」の開発・テストに携わったスタッフ代表と会談した際、「技術イノベーションは社会生産力と総合的国力を高める戦略的サポートだ」と強調しました。

　習近平主席は、「嫦娥3号はわが国の宇宙航空分野で最も複雑で、困難なミッションの一つであり、正真正銘のメイドイン・チャイナである。中国の宇宙航空事業は一貫して自力による更生と自主革新を堅持してきたからこそ、このような成果を収められた。中国は大国であり、さらに技術イノベーションの大国にならなければならない。嫦娥3号ミッションが円満な成功を収めたことは、イノベーションを通じて経済成長を促すという戦略の重要な成果であり、この戦略の実施を加速させることに有益な経験を提供した。今後も、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議（三中全会）の精神に則って、科学技術体制の改革を全面的に深め、技術面の開放と協力を拡大し、人類の科学技術の進歩により大きく寄与すべきだ」と指摘しました。（ZHL、吉野）暮らし・経済へ