会員登録

 楊潔チ国務委員、安倍首相の靖国参拝について談話

2013-12-28 18:41:37     cri    


資料写真


 日本の安倍晋三首相が靖国神社に参拝したことを受けて、中国の楊潔チ国務委員は28日、談話を発表しました。

 楊潔チ国務委員は「3日前、日本の安倍晋三首相は周りの人が反対するのも顧みず、第2次世界大戦のA級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝を強行した。これは日本軍国主義による侵略と殖民地統治を強いられた各国人民の感情をひどく傷つけるものであり、平和を愛する全世界の人々に対する公然とした挑発であり、歴史の正義と人類の良知を粗暴に踏みにじるものであり、世界における反ファシズム戦争勝利の成果と、国連憲章に基づいた戦後の国際秩序に対する傲慢な挑戦である。時流に逆らう安倍氏のやり方は当然、中国政府と人民、及び国際社会の強烈な反対と厳しい非難を受けるものである」と述べました。

 また、楊潔チ国務委員は「靖国神社問題の本質は、日本政府が日本軍国主義の対外侵略と殖民地統治の歴史を正しく認識し、それを深く反省するかどうかである。これは絶対に日本国内の内政問題ではなく、個人の問題でもなく、侵略と反侵略、正義と邪悪、希望と暗闇に関わるもので、是非を問う大問題であり、日本の指導者が国連憲章の主旨と原則に則って、平和発展の道を歩むかどうかに関わる根本的な問題であり、日本とアジアの近隣諸国及び国際社会との関係の政治的基盤に関わる重要で原則的な問題である。安倍氏の言動により、日本は、各国国民及び日本国民の根本的な利益を害する危険な道へと進み、国際社会と日本各界の有識者に非常に警戒されている」と指摘しました。

 さらに楊潔チ国務委員は「中国人民を侮辱してはならず、アジア各国と世界の人々を欺いてはいけない。安倍氏は過ちを認め、それを正し、確実な行動を取り、その重大な過ちによる悪影響を取り除かなければならない。安倍氏は、いかなる幻想も持つ事を止め、方策を変更することを忠告したい。さもなければ必ずアジアの近隣諸国、ひいては国際社会において、さらに信用を失い、歴史の舞台で徹底的な負け犬になるに違いない」と強調しました。(ZHL)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS