南京大虐殺で30万人の中国人が犠牲になってから今月13日で76年になります。南京では犠牲者を追悼し、世界の平和を祈るため、12日夜から13日にかけて蝋燭に灯りを点す儀式や慰霊式典、世界平和法要、国際平和集会などが開催されます。

　13日午前の国際平和集会に合わせて、南京ではサイレンが一斉に鳴らされます。各界代表が南京大虐殺犠牲者記念館前の広場で平和宣言を朗読し、平和の鐘を鳴らす予定です。さらに、南京大虐殺に関する新資料の発表会や口述資料の保護・開発の成果報告会、「中日関係史における日本の中国侵略と暴行」をテーマにしたシンポジウムも行われるということです。(鵬、大野)　暮らし・経済へ