会員登録

中国の月探査機「嫦娥3号」 打ち上げ成功

2013-12-02 15:06:51     cri    
 中国が自主開発した月探査機「嫦娥3号」は2日、西昌衛星発射センターから打ち上げられました。今月中旬、状況を見ながら月面の「虹の入り江」付近に軟着陸する予定です。月面の軟着陸と巡視観測を初めて実現することで、中国の月探査プロジェクトは重要な一歩を踏み出すことになります。

 2日午前1時30分、「嫦娥3号」を乗せた長征乙ロケットは西昌衛星発射センターから打ち上げられました。

 月探査プロジェクトに参加する1万人以上のスタッフと数万台の設備が一斉に作業を始めました。北京航空飛行コントロールセンター、西安衛星コントロールセンター、青島・アモイ・カシュガルなど各地の観測ステーション、遠望号海上観測船からなる観測ネットワークはリアリタイムでロケットを追跡していました。

 発射19分後、「嫦娥3号」探査機はロケットと分離しました。午前2時21分、西昌衛星発射センターの張振中主任は、「『嫦娥3号』探査機は予定の軌道に入った。発射は首尾よく成功した」と発表しました。

 搭載ロケットシステムのチーフ設計士の姜傑氏は、「今回は長征3号甲シリーズ乙型ロケットの58回目の発射だ。2010年から2012年の間は発射の頻度が高く、合わせて26回発射したが、100%成功で史上最高を記録した」と話しました。

 2007年10月「嫦娥1号」が打ち上げられ、月の周回軌道に乗って16カ月にわたって月の観測を行いました。「嫦娥2号」は2010年10月に打ち上げられ、地球から6000万キロ飛行し、一連の任務を果たしました。

 中国月探査プロジェクトの裴照宇報道官は、「『嫦娥3号』には3つの重点任務がある。1つは月面の状態と地質構造調査。2つ目は月面の物質成分と利用可能な資源調査。3つ目は地球のプラズマ調査と月の光学天文観測だ。探査機を月面に安全に着陸させた後、巡視観測機が移動し月面を走る。しかも、探査機と巡視観測機がそれぞれ定点観測と巡視観測の作業を行う」と明らかにしました。

 これまで、世界中が合わせて月探査活動を129回試みましたが、成功率はわずか51%です。そのうち、アメリカと旧ソ連は13回の無人月面軟着陸を成功させましたが、有人月面着陸を成功させたのはアメリカだけです。旧ソ連は2回にわたって月面の無人巡視観測を行いました。「嫦娥3号」の軟着陸が成功すれば、「嫦娥3号」は21世紀に入って、初めて月面に軟着陸した月探査機となります。(Yin、大野)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS